まちあるきは、新4年生が研究室を選ぶ際の手助けになるように、伊藤研究室メンバーとの親睦や雰囲気を知ってもらうことを目的として毎年開催されています。それと同時に、普段何気なく歩いている都市の成り立ちや歴史を知る機会を設け、新たな発見や気付きが得られるものにしたいと思っています。当日配布された冊子はこちら




そこで今回は新宿をまちあるきしました。新宿は高層ビル群や歌舞伎町、地下街の他にも、ゴールデン街や思い出横丁などの名所が多くあります。今回は新宿の都市計画的な歴史をふまえ、これらのエリアを歩きました。





また今回はまちあるきと同時にフォトコンワークショップを開催しました。テーマは『LINEで都市をとらえよ』です。LINEという言葉を手がかりに、あえて狭い視野で、なるべく要素をはぎ落として都市を捉えることで歴史などの大きな視点とは別に、まちあるきならではの都市体験を目指します。

最後にみんなで撮った線をつなぎ合わせます。



先生にも同行していただき、新宿の都市の歴史や成り立ちを説明していただいています。



WSの作業は四谷ひろばという施設をお借りしました。四谷ひろばは小学校を改装して利用されていて、東京おもちゃ美術館などが併設されており、年齢層をまたいでこの地域の多くの方々に利用されています。

新4年生とM0で編成されるグループで作業します。各自撮った写真を確認し合い、写真をつなぎ合わせて行きます。



各グループの自己紹介を兼ねたプレゼンの様子と作品です。まずはグループA




新宿の汚い線だけを集め、きれいな線を描くことを目指しました。


続いてグループB



新宿を構成する線の足元から空までをつなぎ合わせました。

最後にグループCです。


新宿のあらゆる線を抽出し、新宿らしさを表現しました。



M1の方にも作品を発表していただきました。




今回のまちあるきはフォトコンWSを同時に行うことで、普段とは違う都市体験ができたと思います。普段気づかない所に目がいったり、グループで行うことにより他人の目線でも新たな発見が得られました。

今回はこの企画が始めてということもあり、内容の反省が多々ありますが、vol.2も企画したいと思いますので、ぜひお楽しみに。



最後に懇親会で締めくくり。みなさんお疲れさまでした!